「この苦みがいいですよね、甘夏って」が合言葉のようにお客さんとお店で毎日言い合っています。 このシトラス系の苦みは、たとえば僕はカンパリソーダーが好きです。甘みと苦みのバランスがいいと飽きがきませんよね。ただ甘いだけなのは甘ったるくなったりしますから。 同じ柑橘でもみかんやレモン、はっさくとも違う。グレープフルーツよりの苦みに近いかもしれません。 人間が美味しいと感じるものは「旨味・塩味・焦げ味だ」とどこかの料理人がたしか言っておられましたが、焦げ味というところには苦味も含まれるんじゃないかと思えますね。 人間は成長過程で苦渋を舐めた分だけ、苦味が好きになると言いますし。というのは僕のでっち上げです。 それから苦味は味に階層を与えてくれますね。音楽でいうと〈The Killers〉なんかの良さはやっぱりボーカルの声の苦味ですし。 ともかく甘夏は日本が誇るシトラスです。ぜひお試しください。 【原材料】 甘夏（西尾産無農薬）、粗糖、米あめ、レモン、安定剤（増粘多糖類・天然由来） 【内容量】 500㎖